いよいよ関東も梅雨明け、夏本番だ。 夏本番というと気になるのが雷。読書と関係ない、と言う人も居るかも知れないが、ウチはスキャンした雑誌データがパソコンに保存してあるので、万が一落雷でHDDがトンだら目も当てられない。ちなみに落雷事故でウチは電…
今、姉さん女房が熱い! といってもアヤシイ話ではなく森薫氏が19世紀中央アジアを舞台に描く『乙嫁語り』第1巻、そして最新刊の2巻がメチャクチャ面白いのだ。 森薫氏と言えば英国での恋物語を描いた『エマ』が有名だけど、まさか今度は中央アジアの若嫁を…
今週は『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(ハイスクールオブデッド)』第6巻発売、そしてアニメ放映とファンには大きなプレゼントが相次いだ。 アニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ACT.1は佐藤ショウジ氏のコミックの雰囲気を高いレベルで映像化…
もうすぐ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』第6巻が発売される。ということでおさらいの意味で床主市の特徴をまとめてみた。★床主市の特徴・陸上自衛隊のヘリコプター部隊は駐屯していない(第1巻ACT.1で学園上空に飛来したブラックホークに向かっての台…
さて主人公鈴木英雄の足取りを追うエア聖地巡礼も勢いで後編をば。移動距離約110kmで、前編石神井編の移動距離数キロ程度とは大違い。第3巻を読めば判るけど、複数の交通手段を使って居る訳だ。ご注意 ※今回の後編は結構ネタバレしているので、コミック第3巻…
読めば読むほど味わいのある花沢健吾氏のホラーコミック『アイアムアヒーロー』。第1巻、第2巻は練馬区の石神井や三原台が舞台だ。ところが私は練馬に住んだことがないので土地勘がまったく無く、主人公鈴木英雄が第1巻第10話からあちこち移動しているがいっ…
『ビッグコミックスピリッツ』で花沢健吾氏が連載中のホラーコミック『アイアムアヒーロー』、昨日既刊全三巻を遂にプチ大人買い。前は職場で読んでいたのだが、毎週細切れで読んでいることにガマンできなくなり、遂に単行本に手を出した次第だ。ゾンビが登…
NHK大河ドラマ『龍馬伝』もいよいよあと半年、坂本龍馬が幕末の日本を所狭し駆け巡り尊皇から佐幕まで数多くの志士達に出会う展開となってきた。ただ志士達の多くはよっぽどの歴史マニア出もない限り名前を聞いてもすぐどのような人物か思い浮かぶ人は少ない…
すっかり仕事にかまけて放置していた当ブログですが、ぼちぼち再開したいと思ってます。 いろいろ面白い本も読んでいるところなので。
本書が取り上げている内容は、連合国の兵士と国民の生活を通して描き出した第二次世界大戦のある「現実」である。戦場で暇を持て余した兵士向けに刊行されたペーパーバック、総力戦によって戦場が後方の市民生活と重なった結果、残酷な現実と向かい合うこと…
本書には激しい戦闘シーンがある訳でもなく、強烈な主張を持つ時間犯罪者が出てくる訳でもない。ただただ淡々と江戸時代に謎の現象で飛ばされた少年少女達が、サバイバルの工夫をしながら時代と折り合って生きていく物語。 先日文庫化されたとのことで、この…
私が「水に優しい言葉をかけると綺麗な結晶が出来る」というハナシを聞いたのは2006年秋頃だったと記憶している。このような考えは、マトモに科学を勉強している人間には噴飯ものだが、恐ろしいことにこれを信じて子供に授業で教えている教師がいるのだとい…
先日、会社の同僚と飲んでいて、日本は海洋国家か否か、ということが話題になった。私は海洋国家であると思っているのだが、同僚は違うと言い、なかなか認識が一致しない。つまるところ資源の多くを海外からの輸入に頼っている日本は基本的に海洋国家だが、…
1981年、ガンダムブームのさなか、当時の多数刊行されていたファン向けの解説書の水準を、遙かに超える一冊の書籍が送り出された。それがこの『ガンダム センチュリー』だ。ガンダムの製作に関わったスタッフの多くが参加した本書は、余りの記載内容の水準の…
本書を今年の春に見たときには、「嗚呼、学研も遂に自社パロディか!!」、そして「学研も遂にガンダムか…」という思いが… まず、表紙からして可笑しい。大西将美氏のリアルタッチで描かれたザクやコロニーはともかく、デギン・ザビとギレン・ザビがいかにも…
970年代の日本の特撮やアニメに出てくる悪役は、異星人なら地球征服、同じ地球人なら世界征服というお題目を唱えていることが多かった。私も子供の頃は、それらに出てくる悪の組織に影響されて、世界征服というものを妄想したことも…本書は、その「世界征服…
うちの母方の先祖は伊達藩某支藩の足軽頭で、戊辰戦争の時は奥羽山脈を越えて秋田藩領へ攻め込んだらしい。現代に於いてなお佐幕派の私としては、秋田藩が奥羽越列藩同盟を裏切らなければなあ、と時たま妄想することが…ということで今回は戊辰戦争関連のムッ…
本書は週刊アスキーでの連載記事をまとめたものだ。そういう意味で週刊アスキーの歌田氏の連載を丁寧に読んでいる読者は、改めて買う必要は無いかも知れない。ただ、本書を上梓するにあたって、かなり加筆訂正を行ったという話も聞くので、連載以降の状況の…
西の巨大な隣国、中華人民共和国。一国二制度や社会主義国なのに資本主義、そして核兵器で武装した安保理の常任理事国、という全貌を捉えることが難しい大国だ。先年の反日暴動や来年の北京オリンピック等、我々の耳目を集めるネタにも事欠かない。 最近はそ…
諸外国にあって日本にないものの一つが戦争博物館だ。日本で各種兵器を見に行こうと思ったら、日本各地を廻らないとならないことが多い。例えば三式戦飛燕や四式戦疾風は知覧へ行かないと見ることができないし、二式飛行艇は前はお台場で見ることが出来たが…
最近、買って放置していた飛行機食玩の組み立てに忙しい。P-61Aブラックウィドウ、P-61Bブラックウィドウ、He219ウーフー。そして我が日本の二式複座戦闘機屠龍、自衛隊の救難飛行艇US-1A… これら食玩は塗装までは済んでいるので、あとは脚などを付ければフ…
会社帰りに地下鉄の売店でふっと目にとまったのが『海上保安レポート 2007』。こんなものまで売店で売る時代なんですねえ。 ということで怖いモノみたさ(笑)で買ってみました。最近床屋さんで海猿も全巻読破したこともあり、最近ちょいと海上保安庁に関心…
ウォータラーラインシリーズという1/700スケールの艦船模型シリーズがある。もう30年以上続いている息の長いシリーズだ。私も小学生の頃、作った記憶がある。確か最初は駆逐艦から始まって、航空巡洋艦最上まで作った記憶がある。が、悲しいかな小学生の小遣…
軍事研究 2007年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー発売日: 2007/06/08メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る
今回の軍事研究は非常に内容が濃い。先日配備の始まったペトリオットPAC-3の詳細、日本の核戦力整備の想定シミュレーション、ロシア最新軍事事情などだ。 特に石川潤一氏のペトリオットの記事は非常に時期を得たもので関心のある方は目を通すといいだろう。…
今、一部で話題のセカンドライフ。メディアで見る限りは流行ると思えないんですが、でもやらないで否定するのもなんなんで、ちょっとはやってみたりもしています。 でも、なんかよくワカランです。 個人的な感想として、先行者利益を狙っている野心的な起業…