武蔵野読書生活

神保町と古書店、そしてうまいカレーが好きな本好きのブログ

歴史

日本空襲、模擬原爆は全国各地に投下されていた(追補版)

※こちらのミスで8/2版記事に付加されていたものを戻しました。 米軍が原爆投下に備えて模擬原爆を用いていた事実をご存じだろうか。この模擬原爆は長崎型原爆「ファットマン」と同一形状で橙黄色に塗装されていたことから「パンプキン」と呼ばれ、1945年7月2…

夏休み、妄想の海外旅行ならこれ!

最近、県境のナゾとか変な国ネタなど地理・歴史の本が増えたと思いません? 私は小国とか、滅亡した歴史上の国、全く架空の国とかが好きだ。小学生の頃、NHKで「プリンプリン物語」という児童向け人形劇が放送されたときなど、主人公一行が毎回新しい国を訪…

万博?万博と言えば大阪万博のことだろう

上海万博が開催中だ。今年の10月までということで、知人も先日見に行った。ぜひ見に来たいと思っているが、予算とか都合とかで行けそうもない。ちなみに私の中でバンパクと言えば、未だに日本万国博覧会こと大阪万博のことだ。 実は大阪万博には行っていない…

『図説・幕末志士199』

NHK大河ドラマ『龍馬伝』もいよいよあと半年、坂本龍馬が幕末の日本を所狭し駆け巡り尊皇から佐幕まで数多くの志士達に出会う展開となってきた。ただ志士達の多くはよっぽどの歴史マニア出もない限り名前を聞いてもすぐどのような人物か思い浮かぶ人は少ない…

『誰にも書けなかった戦争の現実』

本書が取り上げている内容は、連合国の兵士と国民の生活を通して描き出した第二次世界大戦のある「現実」である。戦場で暇を持て余した兵士向けに刊行されたペーパーバック、総力戦によって戦場が後方の市民生活と重なった結果、残酷な現実と向かい合うこと…

『三千年の海戦史』

先日、会社の同僚と飲んでいて、日本は海洋国家か否か、ということが話題になった。私は海洋国家であると思っているのだが、同僚は違うと言い、なかなか認識が一致しない。つまるところ資源の多くを海外からの輸入に頼っている日本は基本的に海洋国家だが、…

図説・幕末戊辰西南戦争―決定版 (歴史群像シリーズ)出版社/メーカー: 学研発売日: 2006/07メディア: ムック購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (6件) を見る

うちの母方の先祖は伊達藩某支藩の足軽頭で、戊辰戦争の時は奥羽山脈を越えて秋田藩領へ攻め込んだらしい。現代に於いてなお佐幕派の私としては、秋田藩が奥羽越列藩同盟を裏切らなければなあ、と時たま妄想することが…ということで今回は戊辰戦争関連のムッ…